富岡製糸場の保存活用、周辺整備及び養蚕業の保全
富岡製糸場は平成26年(2014年)に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界文化遺産に登録され、同年12月には製糸場内にある「繰糸所」「東置繭所」「西置繭所」の3棟の建物が群馬県では初となる国宝に指定されました。
世界遺産登録直後は、年間100万人以上の来場者を迎え、近年は減少傾向が続いていたものの、中長期で進めていた整備活用費用は見学料で賄ってきました。しかし、新型コロナウイル感染症拡大の影響を受けて、来場者は激減。2020東京オリンピック・パラリンピックの開催で期待していた外国からの旅行者の姿はほとんど見られず、先が見通せない状況が続いています。当市の責務でもある貴重な歴史遺産の保存整備に、皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。