7.0ワインクーラー 錆 根来 器 お椀 インテリア 加賀市 F6P-3053
寄附金額
82,000円
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リーズナブルにて堅牢な直圧成形の樹脂に錆文様を施した漆塗りのワインクーラです。
ワインクーラー表面も漆錆の塗装により傷になりにくく、保冷性に優れ耐久性の高さが特徴です。
※根来・曙の表面漆塗装は時間の経過と共に鮮やかな色目に変化致します。
勿論、ワインクーラ以外にも様々なご使用方法が御座います。重厚感のある器をお楽しみ下さい。
・フルーツなどの盛り鉢・サラダボール・花生け・ちらし寿司の盛り込み
・冷酒クーラー・缶ビールクーラー・素麺鉢・多様なお料理の盛り込みなど
フェノール樹脂・漆塗装・化粧箱入(日本製)
サイズΦ21.0×15.0cm
※ラッピングは嘉匠菴専用包装紙以外となります。
お申し込みについて
申込条件
- 何度も申し込み可
申込期日
- 通年
発送期日
- 7日前後
配送
- 常温便、別送、時間指定
お礼の品に関するお問い合わせ先
山中漆器は安土桃山時代の天正年間(西暦1573-1592)に、越前の国から山伝いに、加賀市山中温泉の上流約20kmの真砂という集落に諸国山林伐採許可状を持った木地師の集団が移住したことに始まります。
その後、山中温泉の湯治客への土産物として造られるとともに、江戸中頃からは会津、京都、金沢から塗りや蒔絵の技術を導入して木地とともに、茶道具などの塗り物の産地として発展をしてきました。
漆器の生産工程には木地、塗り、蒔絵の工程があり、塗り工程はさらに下地と上塗りにわかれます。
石川県には3つの漆器産地がありますが、それぞれ特徴があり「木地の山中」「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」と称されています。
また漆器木地には、椀などの丸物木地を轆轤で挽く挽物木地師、箱物を造る指物師、板物を曲げ加工する曲物師が有りますが、山中は轆轤挽物木地の分野では、職人さんの質・量とも国内トップの位置にあり、縦木取りをはじめとする山中独自の木地挽物技術には、薄挽きや加飾挽きなどの他産地の追随を許さぬものがあります。また伝統的な漆器作りにとどまらず、昭和30年代からはプラスチック(合成樹脂)の素地にウレタン塗装を施した合成(近代)漆器の生産にいち早く取り組んだ結果、飛躍的に生産額を伸ばし、伝統漆器と併せた生産額では全国一の座にあります。
伝統的工芸品の産地でありながら、異業種・異分野の技術導入に積極的で進取の気性にあふれた産地として発展できたのは、古くからの温泉地であり松尾芭蕉をはじめとした全国各地からの温泉客による情報流入があったという背景もあります。
こうしたダイナミックな産地の特性を生かして、最近ではPET樹脂による給食食器市場への進出や、日本の伝統工芸に理解の深いフランスを中心とした海外販路開拓事業、バイオマス樹脂の導入など、業界の閉塞状況を打開するために様々な試みがなされています。


