のまさるイヌリン 菊稀 1本 リキュール お酒 北海道 北広島市

ベースとなるのは、国稀酒造の創業者の名を冠した酒粕焼酎「初代泰蔵」。
北海道は増毛の地に国稀酒造を創業した本間泰蔵は、日本酒と共に酒粕を原料とした粕取り焼酎の製造にも尽力しました。
酒粕に、酵母・水を加えて再び発酵させてから蒸留するのが、本格酒粕焼酎です。
この焼酎はほのかに日本酒の香りが残り、やわらかな味わいが特徴です。

国稀酒造の黎明期、泰蔵の粕取り焼酎は地元の増毛はもとより、宗谷・樺太地方まで鰊場のヤン衆たちに広く親しまれたそうです。そのかつての人気焼酎を、半世紀の時間を経て復活させたのが「初代泰蔵」です。
この泰蔵の原酒に、札幌市の近郊である北広島市の農場にて、栽培期間は農薬を一切使わずに育てたキクイモのエキスをブレンドしました。

キクイモは「イヌリン」という物質を豊富に含んでおり、このことから近年スーパーフードとして注目を集めつつあります。
イヌリンは水溶性の食物繊維で、砂糖やでんぷんなどの糖類の仲間、「多糖類」に分類されます。
しかし、人間はイヌリンを分解する酵素を持っていないため、摂取してもほとんど吸収せず体外へと排出してしまいます。
その際にイヌリンは胃や小腸で水分を吸収し、ゲル状になって一緒に食べた糖質を取り込みます。

原料となる菊芋の生産は北広島市。
お酒の製造は増毛町。販売者は札幌市とオール北海道で取り組んでいます。

原料となる菊芋は、北広島市の契約農家にて、栽培期間は農薬を一切使わずに育てています。
また、国稀酒造の焼酎は、暑寒別岳の雪解け水が岩や砂で自然にろ過された綺麗な伏流水でつくられています。

飲み方は、ロック、ソーダ割り、お湯割り、水割り、など幅広くお楽しみいただけます。
自分だけのお気に入りの飲み方を探してください。

『菊稀』は「イヌリンが配合されている珍しいお酒」というだけではなく、お酒としての実力も兼ね備えています。
菊芋本来のもつ優しい甘さが、焙煎により香ばしさをまとい、日本酒の味と香りを含んだまろやかな酒粕焼酎につつまれて、どんなお食事にも合う味わいに仕上がりました。
この美味しさをそのままお楽しみいただくことはもちろん、お好みのお飲み物で割ってお召し上がりいただくのがよろしいかと思います。