【期間限定】えびすふぐ てっちり(から揚げ用)(とらふぐ)【配送不可地域:北海道・沖縄県・離島】

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寄附金額

57,000

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【期間限定・数量限定】
和歌山県近畿大学水産部から11月に入荷した稚魚(4~5cm)を、約2年間育てます。
瀬戸大橋のたもとで、潮流が速く、他の同業者もいない、きれいな海水の中で、
イカナゴ、アジ、サバ、を魚粉と練り合わせたものを食べさせて育てた、とらふぐ(えびすふぐ)です。

【返礼品のお届けにつきまして】
・北海道、沖縄県、離島への賞味期限の都合上お届けが出来かねます。
・賞味期限の大変短い商品でございます。
・到着希望日をご寄附時にご指定ください。
・ご寄附予定のサイトによってお申込み時にご指定ができないサイトがございます。
ご指定がないご注文につきましては発送元から7営業日以内にお電話をいたしますのでご連絡をお待ちください。
(発送元よりお電話をいたしますので、お申込み時『備考欄』や『応援メッセージ』などの入力欄への発送に関する入力はお控えください。)
・お電話でのご連絡に伴い必ず日中ご連絡の可能な電話番号をご登録くださいませ。
・ご連絡つき次第での商品お届けとなりますので必ずご対応をお願いいたします。

【お礼の品のお問合せ先】
事業者:岩中水産有限会社
連絡先:(昼)0877-43-0937/(夜)0877-43-0424/(昼)090-4785-5643/090-5144-4097

お礼の品について

容量

身・アラ・皮(合計約650g)
※トラフグ丸々一匹をてっちり(から揚げ)用に処理しています。

消費期限

出荷後3日

事業者

岩中水産有限会社

お礼の品ID

5515426

カテゴリー

魚貝類 > フグ

お申し込みについて

申込条件

何度も申し込み可

申込期日

~2026年2月28日

発送期日

2026年3月下旬頃までご希望日にお届け

配送

冷蔵便、別送、日指定、時間指定

お礼の品に関するお問い合わせ先

事業者名:岩中水産有限会社
連絡先:(昼)0877-43-0937/(夜)0877-43-0424/(昼)090-4785-5643/090-5144-4097
営業時間:10:00~19:00
定休日:なし

【期間限定】えびすふぐ てっちり(から揚げ用)(とらふぐ)【配送不可地域:北海道・沖縄県・離島】

瀬戸内・塩飽諸島(しわくしょとう)の難解な潮流が育む海の幸

瀬戸内海にはたくさんの島々が浮かんでいますが、その中でも香川県と岡山県に挟まれた備讃瀬戸(びさんせと)と呼ばれる海域の西エリアに浮かぶ大小28の島々を、塩飽諸島といいます。この海域は、たくさんの島々によって形成される入り組んだ地形によって、世界有数の複雑で激しい潮流が生み出されることで有名です。塩飽諸島の人々は、そんな難解な潮の流れを乗りこなしながら、「塩飽海賊衆」として長い歴史を積み上げてきています。

【期間限定】えびすふぐ てっちり(から揚げ用)(とらふぐ)【配送不可地域:北海道・沖縄県・離島】

岩中水産有限会社の代表である岩中高夫(いわなか・たかお)さんも、そのうちの一人。代々塩飽の海の衆として生きてきた祖先の血を継いで、この海が育む海の幸を広く世間に届けたいと思い立ち、瀬戸大橋が開通した1988年、拠点である岩黒島(いわくろじま)にて岩中水産を立ち上げました。

岩黒島は人口100人に満たない小さな島ですが、瀬戸大橋のおかげで、四国や本州から車で往来できます。「自分らで車で直接売りに行くんや、下関や京都大阪の方まで。ようけ常連さんがおる。うちのは他とは違う、うまいうまい、言うてくれるけん」と、岩中さん。

そんな、御年76歳でもバリバリ現役の岩中さんが誇らしげに語る、岩中水産の海の幸。果たして一体どんなこだわりが隠されているのでしょうか?

試行錯誤の末に辿り着いた高評価の養殖トラフグ「えびすふぐ」

岩中水産は、ヒラメやトラフグの養殖への挑戦から始まりました。岩中さんが初めて買ったトラフグの稚魚1万匹のうち、出荷できるまで生き残ったのは、たったの2匹。いくつか原因はありますが、多くは島周辺の激しい潮流に負けて、生簀(いけす)の網に絡め取られて傷ついたからだそうです。

そこからは試行錯誤の日々でした。「トラフグはハマチみたいに病気のワクチンもない。出荷できるようになるまで2年もかかる。歯が鋭くて、お互い喧嘩して傷つけるけん、稚魚のうちに歯を全部手作業で取らないかん。育てるんが手間で難しいんや」と、岩中さん。それほどまでに手を焼くトラフグに、諦めることなく向き合って30余年。今では「企業秘密やけん詳しくは勘弁して」と言ってしまうくらいの養殖方法で、年間7万匹ほどの稚魚を仕入れ、そこから8割強を季節問わず出荷できるまでになっています。

【期間限定】えびすふぐ てっちり(から揚げ用)(とらふぐ)【配送不可地域:北海道・沖縄県・離島】

さらに、最初は苦しめられた潮流の早さも、今では味方なのだそう。「おかげでフグがよう泳ぐけん、うちのは天然物みたいにしっかり身が締まって甘いんや」と、岩中さんは笑います。与えるエサにもこだわっており、普通の漁師であれば「え~、そんなん食べさっしょん!?」と驚くような隠し味を加えることで、より旨味の強いものに育てているのだとか。

そのおいしさが多くの方から高く評価された結果、岩中水産のトラフグは「えびすふぐ」というブランドを冠するに至り、トラフグ業界では人気ブランドのひとつとなっています。

ほとんどの「えびすふぐ」は生きたまま市場に卸されますが、ふるさと納税などで直接消費者に届けるものは、フグ調理師免許を持つ息子さんがてっさに加工して出荷しているのだそう。よくあるてっさはフグの身が透けるほど薄くスライスされていますが、息子さんがさばく「えびすふぐ」はわざと肉厚にカットされており、その旨味がしっかりと感じられるようになっています。

おいしい塩飽の海の幸を、孫の代にも、その次の代にも

【期間限定】えびすふぐ てっちり(から揚げ用)(とらふぐ)【配送不可地域:北海道・沖縄県・離島】

写真は、左から娘の真美(まゆみ)さん・息子の優次(ゆうじ)さん・孫の友太(ともた)さん。

岩中水産は代表の高夫さんから始まり、お子さんやお孫さんの代も跡継ぎとして加わって、今は親子3世代で運営しています。後継者不足や消費者の魚離れなどの理由で事業継続が厳しい漁業界を嘆いた上で、岩中さんは「うちは孫までおってくれるけん幸せ」と言います。岩中水産でしか生み出せない特別な塩飽の海の恵みを、多くの人に末永く届けたいという気持ちが、言葉尻に滲み出ています。

「4月から8月は息子が漁に出て、天然のトラフグやマナガツオも捕るんや。特に8月のマナガツオはめちゃくちゃうまいけん、今後はそれもふるさと納税に出そうか思っとる。あとは孫に嫁が来てくれたら完璧や!」と、勢いよく話す岩中さん。塩飽の海の衆の血はまだまだ絶えることなく、「えびすふぐ」をはじめとするおいしい海の幸となって、きっと私たちの次の世代の食卓にまで届くことでしょう。

【期間限定】えびすふぐ てっちり(から揚げ用)(とらふぐ)【配送不可地域:北海道・沖縄県・離島】
【期間限定】えびすふぐ てっちり(から揚げ用)(とらふぐ)【配送不可地域:北海道・沖縄県・離島】

岩中水産有限会社 お礼の品をご紹介