弥彦菊まつり・菊づくり後継者育成支援等
菊づくりの優れた栽培技術を次世代へ 「弥彦菊まつり」を後世に残したい
「新潟県菊花展覧会(弥彦菊まつり)」は、質、出品品目において全国随一の規模を誇り、厳正な審査で決定された見事な菊が展示され、秋の風物詩として大勢の参拝観菊者で賑わいを見せています。
しかし、時代とともに展覧会の出品数は減りつづけ、また、出品される新潟県菊花連盟の会員の方々の高齢化と優れた栽培技術を継承していく後継者不足の深刻化が課題となっています。そこで、弥彦村は、ふるさと納税応援メニューとして、「弥彦菊まつり・菊づくり後継者育成支援等の菊関連」を新設し、皆さまからいただいた貴重なお気持ち(寄付金)を「菊づくり教室の開催」や「小学4年生の菊づくり指導」等の菊づくり後継者育成事業に活用して多くの菊愛好家を増やし、全国的に有名な「弥彦菊まつり」を末永く守っていくために活用いたしますので、あたたかいご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
〇菊づくりプロジェクト事業
1. 菊づくり教室を開催
初心者の方でも栽培できる「菊づくり教室」を開催し、「弥彦菊まつり」に出品することを目標に、菊づくりの栽培技術の継承と後継者を育成しています。
2. 弥彦小学生への菊づくり指導
弥彦村の子どもたちに、「弥彦菊まつりの村」にふさわしい、優れて華やかな菊を育てるという意識を醸成するには、小さい頃からの教育が必要です。弥彦村の菊づくりの会である「清香会」の方々の指導のもと、弥彦小学校4年生を対象に大菊3本仕立ての栽培を指導しています。
3.菊づくり愛好家の先生から直接指導
新潟市在住の菊づくり愛好家の先生宅に伺い、小菊懸崖などの栽培技術の高い菊づくりについて生徒を数名派遣し、直接指導を受けています。
4. 弥彦菊まつりに展示する菊を栽培
弥彦地区にある菊ハウスで、「弥彦菊まつり」に展示する菊づくりを行うとともに、講師先生と「清香会」の方々の指導のもと、ボランティア参加者の方々にも菊づくり指導を行っています。
5.首都圏に菊を展示
「弥彦菊まつり」を広くPRするとともに、栽培技術の高さを多くに皆様に知っていただくため、首都圏の大宮駅や御茶ノ水のホテル内、県内の新潟駅や燕三条駅の構内などに10月からの一定期間、小菊懸崖や福助、杉づくりなどの菊を展示しています。