沖縄の伝統的木造船サバニ 1/16縮尺模型 HF-02
寄附金額
185,000円
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沖縄の伝統的な木造船サバニは、古くから沖縄で漁業や海上交通のために使われ、八重山でも当たり前に海に浮いていた舟です。
先人たちが遠浅な沖縄のサンゴ礁に適した舟へと工夫を重ね、進化させてきました。
美しい魚のような曲線美は、舟の側面となる舷側板を平らな状態から曲げることで作り出し、板と板は精密に接ぎ合わせて水の侵入を防ぎます。
人が乗る大きさのサバニは、フンドウという木の部品や竹くぎを打ち込み、自然素材のみで組み上げられます。そのため木造船サバニは、いつか舟としての寿命を迎えると再び自然に還っていきます。
サバニは帆をかけて風の力で進みます。
風や海に人が耳を傾け、自然の呼吸に合わせて帆を操ってきました。
時代とともに帆を使って風の力で進むことからエンジンの使用に変わり、舟は木造からプラスチック製に変わっていきました。
でも石垣島では今の時代もサバニの造船所が一件あったり、サバニを使ったツアー業者が増えたり、サバニのレースが開催されたりと海洋文化が受け継がれていこうとしています。
1/16縮尺模型は、石垣島に現存する造船所「吉田サバニ造船」の舟大工から学んだ技術や技法で作っており、人が乗る本物のサバニと同様に海や自然、先人たちへの想いがつまっています。模型を手にすることで、石垣島から離れた場所でも受け継がれてきた海洋文化が伝わり、石垣島の海に想いを巡らせてもらえたら嬉しいなと思います。
お申し込みについて
申込条件
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