①幻想の世界『月の沙漠の旅』づくり事業
御宿町は、童謡「月の沙漠」の発祥地としても知られ、広い砂浜に建てられたラクダ像は、一日を通じて様々な表情をもち、これまでも多くの人々を夢の世界へと導いてきました。人々の様々な想いがぎっしりと詰まった月の沙漠は豊かな自然環境と共生しながら、変わらない姿で後世に引き継ぐことが求められます。
豊かな緑に囲まれた碧い海と真っ白な砂浜は、自然が与えてくれた当町の貴重な財産です。こうした自然環境と、文化的財産のコラボレーションによって、御宿町に住む人、また訪れる人が、その空間の中で、それぞれの夢の旅を創造できるよう な、環境の保全、街並みの整備を進めて行くことが重要です。
裸足で歩ける砂浜やいろいろな生物が生息できる里山の保全、また観光施設の維持管理や花の植栽など、常に努力を重ねているところですが、環境・景観施策は、一時的な取り組みでは意味がありません。
多くの方々の理解と協力を得ながら、皆さんとともに、夢のある『月の沙漠の旅』を続けて行きたいと考えています。