阿久根市について
~アクネ うまいネ 自然だネ~
古くから海と陸の交通の要衝として海運業や商業が栄えた歴史があるまち阿久根市。
東シナ海に面した約40キロメートルにも及ぶ美しい海岸線を有し温暖な気候と相まって新鮮な魚介類や四季折々の農産物が生産されており、「アクネ うまいネ 自然だネ」の統一ブランドで全国に「食のまち阿久根」として知られています。
「うに丼祭り」「伊勢えび祭り」「華のBBQ AKUNE」など、食のイベントにも取り組んでいます。
~焼酎を関東に伝えた阿久根~
嘉永6(1853)年、八丈島に密貿易の罪で流された阿久根の丹宗庄右衛門は島津藩御用の回漕問屋。
その丹宗庄右衛門は、八丈島でも栽培されていたさつまいもで造る焼酎の製法を伝え、島の方々から“さつまじい”と呼ばれ尊敬されていました。
現在でもその功績は島酒の碑として現地に残されており、関東圏への焼酎文化はこの八丈島から広がったとされています。
そのルーツである阿久根市の芋焼酎は現在2つの酒蔵で伝統を継承しながら、丹精込めて製造されています。
~日本人初のミシュラン一つ星のシェフを育んだ阿久根~
日本人で初めてパリでミシュランガイドの一つ星を獲得し、また2008年の北海道洞爺湖サミットで総料理長を務めた中村勝宏シェフ。
阿久根が生んだ、日本が誇る食の偉人です。
中村シェフを尊敬し、料理人となった伊地知雅シェフが本場フランスで経営する「ラ・カシェット」も一つ星を獲得しています。
阿久根市は豊富な海の幸山の幸と万葉集にも詠まれた日本三大急潮の一つ黒之瀬戸、野生鹿が棲む海水浴場として人気の高い沖に浮かぶ無人島、阿久根大島などを有する「みどこい※」満載のまちです。
※みどこいとは、阿久根の方言で中心の良いところを指すことばで「魅(み)どころ・美(み)どころ・味(み)どころ・見(み)どころ」を意味します。